装置の自動化、何が必要? その2
はじめに
深刻な人手不足が続く昨今、加工業、製造業では現在自動化を進めようという動きが急速に高まってきています。
本ソリューションサイトを運営している扶桑精工株式会社では、リバースエンジニアリングの他、加工機の自動化を行った実績もございます。
自動化に関する案件でもリバースエンジニアリングと同様、これは自動化の難易度が高いと感じる場合もあれば、逆のパターンもあります。
本コラムでは、自動化を行うにあたってどういった部分が難しいかをご紹介していきます。
どこまで自動化?機械と人との歩み寄り

工場に入ってきた材料を自動でロボットが選別し、加工機にセットして加工、製品が完成したら自動で箱詰めして出荷まで全自動…。
と、工場の全ての設備がいっぺんに全自動に置き換えられたらよいのですが、費用や工場の設備、人員など様々な問題があるため、なかなかそうもいきません。
多くの工場で用いられている自動化の設備としては、加工機に材料を投入し、加工が終わったら指定した場所に置く、大まかな分類でいうとローダーと呼ばれるものになります。
こちらがなぜ多く用いられるかというと、材料をセットすれば機械に人がつきっきりにならずに製品が作れるので、担当者が他の作業を行うことができるため、その分人員のコストが軽減できます。
また、材料をセットさえしてしまえば人がいない深夜でも加工を行えるため、製品の生産数を増やすことができます。
このように、ローダーでの自動化は良い点が多いのですが、導入にあたっては、今まで人が行っていた部分を機械での自動化に置き換える場合、人が行っていた作業をそのまま機械に任せようとすると、自動化できないパターンがあったり、または可能だけど非常にコストや時間がかかる計算になることも多々あります。
よくある例としては、パレットに加工前の材料が雑に並べられており、これを人が加工機にセット、加工が終わったらパレットに並べて搬送といったモデルがあります。
これをそのまま自動化しようとした場合、雑に並べられた材料を機械が取りに行くには、高価なカメラとそれを識別するプログラム、そのシステムが正確に動くかチェックする立ち上げ作業…と、非常に高価なローダーとなってしまいます。
そのため、自動化を行う場合は自動化の手前の人の手が入る部分で、機械が動きやすいようにセットをしてもらう必要があります。
この機械と人との作業性のすり合わせはとても重要で、自動化をするにあたって一番時間をかけて検討する部分と言っても過言ではありません。

機械の自動化、古い機械でお悩みの方はご相談を!
当社では自動化に関するご相談の他、具合の悪くなった古い機械など、機械に関するご相談を承っております。
機械でお困りごとがございましたら、是非以下のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください!
